1944年北海道生まれ。岩手大学美術専攻科修了。現在、盛岡市在住。
百瀬寿は色彩の画家です。1970年代はじめにシルクスクリーンに出会い、シルクスクリーンという版画技法を使ったグラデーションという独自の表現を手中にしました。その作品は東京国立近代美術館や、神奈川県立美術館、岩手県立美術館など国内外の数多くの美術館に収蔵されています。
図書館の吹き抜けを彩るのは、百瀬寿の色鮮やかな壁画です。百瀬は美しい色彩の作家として世界的に有名であり、盛岡で長年創作活動を続けています。本作品は和紙に色彩を施し、ガラスで挟み込むことで両面から作品を鑑賞することが出来きる作品です。図書館の入口を明るい色彩のシンフォニーで彩ると同時に、閲覧室で本を読む人々がふと目を上げると美しい色彩が目に入るように設置されています。建築空間と一体化した作品が、心地の良い空間を演出します。 |

「両面絵画−希望」 2005
和紙、アクリル絵の具、ガラスパネル
縦3×横6m
© Hirofumi Tani |