1951年岩手県盛岡市生まれ。東京芸術大学大学院修了。現在、東京都在住。
舟越桂は、1980年代後半から木彫人物像を制作し高い評価を得ています。1988年にはベニス・ビエンナーレの日本代表、1992年にはカッセル・ドクメンタに招待出品するなど国際的にも活躍している作家です。初期の具象的な人物像から、現在はより抽象的な人物像へと変化しながらも、一貫して静謐で内省的な木彫を制作しています。
この作品は「人間の存在について語るもの」であると作家は述べています。静寂で内省に満ちた彫刻は人種や地域、世界を超えて、見るものに安らぎや、心地よい緊張感、静寂の空間を与えてくれます。訪れるすべての人が彫刻に接することによりひとときの休息の時を得て、人や人のつながりについて考える時間を持っていただければと思います。 |

「風の日のスフィンクス」
2005
楠に彩色、大理石
高さ0.9m
© Hirofumi Tani |