1965年東京生まれ。東京芸術大学修士課程修了。現在、茨城県在住。
平田五郎は、1990年代半ばより真っ白なパラフィンワックスの部屋「Mind Space」を自宅の庭・水戸芸術館・上海美術館・宇都宮美術館・群馬県立近代美術館をはじめとして国内外で発表しています。また、凍結した湖上・西表 島のマングローブ林・砂漠・ヒマラヤ山中などを一人で歩行し、形の残らない彫刻を製作し写真に残すフィールドワークを行っています。平成16年度五島記念文化賞・美術新人賞受賞、創業50周年記念Benesse賞第2部門美術作品優秀賞受賞。清水敏男はこれまでメキシコや上海などで平田五郎氏を紹介してきました。
この作品は岩手の透き通る光を浴びて美しく輝くアクリルとガラスで構成されています。中央にはプレパラートに使われる無色のガラスで作られた彫刻が置かれ、その周囲を幾重にも重ねられたアクリルガラスが取り囲んでいます。作家の透明で無垢な心がそのまま作品となったような清々しい彫刻です。
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「Mind Space」2005
アクリル、ガラス、石
高さ1.6×幅1.4×奥行1.4m
© Hirofumi Tani |